「上座の業」の注意点と下座の業の重要性|人に何かを教えるときの心構え

人に何か教えて感謝された時、

「自分がこの人を喜ばせた!やったー!」

と高揚感や満足感に浸らない事。
これが本当に本当に大事。

自分自身、これ昔たくさんやってしまい、
それによって痛い目も見てきたため、
今でも特になるべく常に注意している部分。

 

そもそも自分だって誰かに教えを頂いてるわけで、
自分の力だけで成り立つ事なんて1つもないわけで…

 

人に教えることができたのは
自分も誰かに教えてもらったお陰様で、

教えるための身体がそこにあったのは
命を繋いだご先祖様全員のお陰様で、

教えるためのエネルギーがあったのは
誰かが作ってくれたご飯のお陰様で、

ご飯となるお米や野菜が育ったのは、
太陽光や水や微生物など大自然のお陰様で、

そもそも教えることができたのは、
教える相手がいてくれたお陰様で…

 

何1つ自分だけでは成り立っていないのに、

「これは自分の力でやったんだ!」

と思うのは、それら全部の
「お陰様」を忘れてる証で、

つまりそれは、
全部の「お陰様」に対しての
冒涜にすらなりかねない。

 

仕事でもビジネスでも子育てでも、
立場や地位など関係なく全ての人間関係において、

「人に何かを教える/施す」という時、

特にそれによって感謝していただける時、
それを決して「自分の力」だと勘違いせずに、
この「お陰様」という感覚を
いつまでもどこまでも絶対に忘れてはいけない。

 

さらに、「人に何か教える」というのは、
導く方向を少しでも間違えば、
その人の人生を狂わせてしまうし、
大きなカルマも積んでしまいかねない。

だからこそ、教えさせていただく前、
相手の幸せを深く深く祈ってから、
純粋かつ神聖なる想いで、
神事の如く執り行なう必要がある。

 

決して、

・「凄いと思われたい」
・「感謝されて気持ち良くなりたい」
・「自己重要感を満たしたい」

などの邪な想いを1ミリも挟んではならない。

「ここで発する話1つで、
 良くも悪くも相手の人生が大きく変わってしまう」

それくらいの事の重大さを感じながら、
畏れ敬いの気持ちで誠心誠意、
相手の幸せを祈って祈って祈り尽くすことが本当に大事。

#自戒メモ

 

P.S.
セミナーやコンサルやコーチングやカウンセラーなど、
上座の業(人に何かを教えてわかりやすく感謝される仕事)に偏りすぎると、

どんどん天狗の鼻が伸びて、
この「お陰様」感覚を忘れてしまうらしい。

だからこそ、下座の業(掃除や雑用)など、
スポットライトがあまり当たらず目立たず
やってもあまり人に感謝されないようなことを
感謝の気持ちで丁寧に執り行うことが大切!

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