超簡単な2つの思考で地頭を鍛える!パソコン教室のバイトから学ぶ抽象と具体

こんばんは、ひろつぐです。

今日は地頭(ぢあたま)の鍛え方をご紹介しようと思います。

と、その前に。

まずは「地頭が良いとはなんなのか?」という
定義をシェアしておきます。

 

よく「あの人は地頭が良い」とか言ったりしますが、
地頭の良さってなんなのか?

それは
【抽象と具体を自由に行き来する思考力の高さ】
だと、僕は考えています。

個別具体的な事例を見て
そこから抽象度を一段上げて
高い視座から俯瞰して見る力。

あるいは、抽象的な話から
個別具体的な事例に落とし込める力。

そんな風に抽象と具体を自由自在に
行き来することができること、
それが地頭の良さです。

 

例えば、僕がパソコン教室で
インストラクターのバイトをしてたときの話を。

受講生さんはテキストを見ながら
学習していくわけですが、
わからないことがあったときに
手を上げてインストラクターを呼びます。

そこに僕が行って、その質問に回答していく
という形です。

 

 

そのときに、こんな質問がありまして。

受講生さん:
「エクセルのこの不要なシートを消したい場合、
どうすればいいですか?」

僕:
「右クリックをすると”削除”という項目がでてくるので
それで消すことができますよ(ニコっ」

最初は誰しもが、
何にもわからないのは仕方ないことなので
僕は丁寧に回答してたんですが、

その人、おんなじような質問を
何回も何回もしてきて、
さすがに僕は少し困っていました。。

 

受講生さん:
「このいらないファイルを消したい場合、

どうすればいいですか?」

僕:
「右クリックをすると”削除”という項目がでてくるので
それで消すことができますよ(ニコっ」

 

受講生さん:
「ワードのこの不要な図形を消したい場合、

どうすればいいですか?」

僕:
「右クリックをすると”削除”という項目がでてくるので
それで消すことができますよ(ニコっ」

 

受講生さん:
「エクセルのこの不要なグラフを消したい場合、

どうすればいいですか?」

僕:
「右クリックをすると”削除”という項目がでてくるので
それで消すことができますよ(ニコっ(白目)」

 

そのとき僕は考えました。。

「なんでこの人はこんなに
同じ質問を何回もしてくるんだろう?

これじゃインストラクターがいなきゃ
何にもできないじゃないか。。
どうしたものか。。」

 

 

で、解決策は簡単なことでした。

僕はこう言いました。

僕:
「何かを消したいと思ったときには
右クリックして”削除”を選べば消せるので
それだけ頭に入れておけば大体は大丈夫ですよ(ニコっ」

 

これを覚えたその受講生さんは
もう同じような質問をすることは
二度とありませんでしたとさ。

めでたしめでたし。

 

 

はい、これです。
これが「抽象と具体の行き来」ですね。

つまり、受講生さんが見てる世界では最初

・エクセルのシートを消す
・いらないファイルを消す
・ワードの図形を消す
・エクセルのグラフを消す

これら全部の具体的なことの
共通点が見えてなくて、
そのせいで全部が全く別のものに見えていたわけです。

でも、そこに対して僕が

「何かを消したいときは右クリックして
削除を選べば消せる」

ということを教えることによって、
その人の抽象度は一段上がって
次に何かを消したいときにも
右クリックを押して自分で消せるようになったわけですね。

 

つまり、抽象度が上がったことで

・エクセルのシートを消す
・いらないファイルを消す
・ワードの図形を消す
・エクセルのグラフを消す

これら全部のことが
同じことだと認識できるようになって、
もう二度と誰にも頼ることなく
消したいものを自分で自由に消せるようになったってこと。

 

そんな風に、
ひとつ知るだけで全部ができるようになることが
視点の抽象度を上げることの
素晴らしいところでもあります。

 

 

んで、今回のパソコン教室の話の場合は、
僕が受講生さんに「右クリックで消せる」
ということを教えたおかげで、
その人は抽象度が一段上がって
そのあと自分でなんでも消せるようになったわけですが、

これを、もし誰にも聞かずに
自分自身の力で気づくことができたら
こんなに良いことはないですよね。

 

そうすれば、誰に聞く事もなく
自分の力でどんどん要領を掴むことができて
どんなことでも習得スピードを速めることができます。

 

つまり、
「エクセルのシートの消す方法」
「いらないファイルを消す方法」
という個別具体的な事例から、

「右クリックでほぼなんでも消せる!」

という抽象的な情報を
自分自身で導き出すことができれば、
パソコン教室なんか通う必要もないわけです。

 

その「気づく力」こそが冒頭で話した
「地頭の良さ」ということです。

 

じゃあどうすれば地頭を鍛えることができるか?というと
もうこれはこの2つのキーワードを覚えておけば大丈夫。

 

1.共通点は何か?
2.相違点は何か?

 

これです。

この問いが本当に重要。死ぬほど重要。

僕は常にこの2つを自分自身に問いかけているし、
要領が良い人や何をやってもうまくいく人は
この問いをしている回数が圧倒的に多いです。
(意識的か無意識的かは別にして)

 

今回の事例でいえば、

 

エクセルの不要なシートを消したいけど消せない!
→調べる、または人に聞いたら
右クリックをして”削除”を押せば消せた。

いらないファイルを消したいけど消せない!
→調べる、または人に聞いたら
右クリックをして”削除”を押せば消せた。

消すときの共通点は何か?

>>「右クリックで削除を押せば消せるのか!!」<<
(抽象度があがってレベルアップ)

ワードの図形を消したい!
→よし、右クリックしてみよう
お!削除できた!

以後、なんでも消せるようになる。

 

 

こんな感じ。

そうやって、共通点は何か?と問うことで
視点の抽象度をあげていくことができて
同じような問題に直面したときに
対処できるようになります。

でもそれができないと、
永遠に人に聞き続けなければ
問題が解決できない人になってしまいます。

 

もう1つの「相違点は何か?」の方は、
例えば、右クリックで消せないものが出てきたときに

「これを消したいけど右クリックで消せない!」
→調べる、または人に聞いたら対処法がわかった

右クリックで消せるものと消せないものの相違点は何か?

>>「こういうときは右クリックじゃ消せないから
そのときはこうすれば良いのか!!」<<
(抽象度があがってレベルアップ)

以後、右クリックで消せないものでも
なんでも消せるようになる。

 

こんな風に、

1.共通点は何か?
2.相違点は何か?

という問いを常に持つ事ができれば
どんどん抽象的な思考ができるようになって
要領を掴むのが速くなって成長スピードがあがります。

結果、はじめてのことでも飲み込みが早い
地頭の良い人になることができます。

これが地頭を鍛える方法です。

 

で、それができるようになると
全部の物事がつながってることに気づけるし
全部が同じに見えるようになってきます。

僕の場合、ビジネスも音楽も映画も漫画も
スポーツもディズニーも恋愛も人間関係も
全部が同じに見えたりします。

それがまた楽しかったり。

 

ちなみに今回の話も

「パソコン教室での出来事」から
「地頭の鍛え方」という話につなげた、
つまり抽象度を上げたわけですね。

 

参考にしてみてください。

では!

 

抽象度が上がれば悩みは消えるという話
バナナマンのコント「Tバック」が深い!面白すぎる。悩みは悩むだけ無駄。

 

 

PS.

抽象度を極限まであげ続けると
“真理”を知る事ができると言われています。

真理とは、万物普遍の法則。

すべての物事に当てはめることができる
永久に変わる事のない決まりごとのことですね。

 

人が真理に到達することはできませんが、
ちょっとだけでも真理に近づくだけで
物事をうまくいかせることができるようになると言います。

健康もお金も人間関係も全部。

僕も日々精進して、
どんどん真理の探究をしていきたいと思います。

 

PS2.

ディズニーの情報サイト作ってたら
ディズニーに行きたくて行きたくてしゃーない。。

 

PS3.

サイサイの新曲が良き!
吉田さん、あなたが完璧ですよ。。

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