こんばんは、ひろつぐです。
昨日の続きとして、
読者さんからいただいたご質問に
回答させていただきたいと思います。
こんなご質問です!
「仕事を一生懸命に頑張りたいという”熱い自分”と
そこまで頑張らなくても…という”冷めた自分”がいます。
冷めた自分が出てきた時の対処法などはありますか?」
まず、このご質問への回答の結論としては、
「熱い自分も、冷めた自分も、
両方とも自分の大切な一部なので、
どちらも愛していきましょう!」
となります。
ここで重要なポイントが、
「熱い自分は好きだから大切にするけど、
冷めた自分は嫌いだから追い出そう!」
みたいにはしないというところです!
前回、
『愛とは全方位的である』
というお話をさせていただきましたが、
これは、自分自身に対しても同じです。
これまでのメルマガで、
お互いのリズムを調えて
同期・共鳴・共振を起こして仲間にしていくのが、
「コミュニティ化」である、
ということをお伝えしてきましたが、
まず最初に仲間にすべきなのは、
実は「自分自身」なんです。
つまり、他者を仲間にしていく前に、
まず自分自身を仲間にして、
「自分の内側をコミュニティ化する」
ということです。
僕も含め、多くの人が、日常生活の中で、
自分の脳内で「分離」を起こしてしまいます。
誰しもが少なからず、
「自分のこういうところは好きだけど、
自分のこういうところは嫌い・・・」
と思ってしまうことってありますよね。。
そして、
この質問者さんの背景にももしかしたら、
「熱い自分」のことは好きだけど、
「冷めた自分」のことは嫌いかも・・・
という気持ちがあるかもしれないと感じました。
その場合、
「熱い自分」も「冷めた自分」も、
どちらも”自分の一部”なので、
どちらも許して受け入れて愛してあげるのが
大切なのかなと考えています。
決して、どちらかがどちらかに、
「出て行け!」
と言ってはいけないと思うんですね!
そんな風に自分の脳内で
「好きな自分 VS 嫌いな自分」
という対立構造を作ってしまうと
分離・分断が起きてしまいます。
言い換えれば
「天使 VS 悪魔」
みたいな感じです。
そうやって脳内で分離が起きているとき、
その「脳内戦争」にエネルギーが使われて
「人生の物語を進ませるためのエネルギー」が
失われてしまいかねません。。
かくゆう僕も、実は、
夜によく起こる脳内戦争がありまして・・・
それが、
悪魔:
「このままもうお風呂にも入らずに
ソファで寝てしまおうぜ!!
今寝たら気持ち良いぞ〜♪へっへっへっ」
天使:
「今ここでソファなんかで寝たらダメだよ!
ちゃんとお風呂に入って浄化して
体を温めてからしっかり布団で寝た方が、
ちゃんとエネルギー回復できるし、
その方が絶対、明日も良い1日を過ごせるよ!」
という、
「お風呂入らず寝ちゃえ! VS お風呂入れ!」
の脳内戦争です。笑
(たまに悪魔の誘惑に負けて、
そのまま朝までソファで寝てしまい
急いで朝お風呂に入ることもありますが、
やっぱりその日は1日体がだるくなったりして
いつものリズムが崩れやすくなってしまいます…)
そんな風に、日常のいろんな場面で、
天使と悪魔の脳内戦争は起きがちですが、
その分離・分断を「和合・統合・融合」できたとき、
いわば、”天使も悪魔も味方につけたとき”に、
人生を大きく動かすような凄まじいパワーが生まれます。
脳内戦争を終戦させて、
天使も悪魔も味方につける方法。
それがまさしく、
『自分の内側に対しても、
全方位的な愛を向ける』
ということだと考えています。
強い自分も弱い自分も、
ポジティブな自分もネガティブな自分も、
熱い自分も冷めた自分も、
(お風呂に入る自分もお風呂を面倒臭がる自分も)
全ての天使と悪魔を「愛する・慈しむ」。
悪魔に対して「出て行け〜!」と敵意を向けると、
悪魔は余計に反発して攻撃してきます。
でも、そもそも「天使と悪魔」は、
言い換えると、「理性と本能」とも言えるので、
実は悪魔(本能)も、僕らにとって、
とても重要な働きをしてくれているんです。
悪魔(本能)の重要な働きというのは、
「生命維持」の役割です。
冷めた自分が出てくるのも、
「なるべく余計な活動は控えさせて、
エネルギーを温存させ、生命維持をする」
という本能の働きによって、
「不要なことには挑戦させない!」と
本能的な脳が指令をしてきてくれているんですね。
(僕が夜、ソファで眠くなってしまうのも、
人は寝ないと死んでしまうので、
それも生命維持のための本能だと思います。)
そう考えると、
悪魔(本能)も大切な仲間であり、
悪魔くんがいるお陰で生きてこれたので
感謝すべき対象とも言えるわけです。
なので、悪魔くんに対しても、
こんなイメージで語りかけていきます。
「いつも命を守ってくれてありがとう。
君のお陰で生命を維持させてもらってて、
本当にいつも助かっているし感謝しているよ。
ただ、僕はどうしてもこんな未来を実現したくて
そのためには皆んなのために熱く生きていく必要があるんだ。
(お風呂に入ってからベッドでしっかり寝て、
エネルギーMAXの状態で人様の幸せに貢献したいんだ)
どうしてもこれこれこういう最高の未来に行きたいから
君にも一緒に手伝ってほしい!!
一緒に熱く生きて(ちゃんと夜お風呂にも入って)
未来でこんな最高の景色を一緒に見ないかい?」
こんな風に、悪魔くんに対しても、
理想の未来がありありと見えるように語っていきます。
ポイントは、決して悪魔くんを否定はせずに、
最大限に相手の呼吸を読んで寄り添った上で
「一緒にこんな未来にいこうよ!」と伝える。
※これもコミュニティ化の極意であり
セールス(営業)の極意とも言えます。
(悪魔くんに対してセールスをかけて
コミュニティ化していくイメージですね!!)
※コミュニティ化の神法は、
『お互いに呼吸を読み合って、
お互いにリズムを調え合う』
でしたね!
悪魔くんに対してセールスをかけていくと
悪魔くんも意外と、
「ん〜、まぁそんなに言うなら仕方ないな。
ちょっとくらいなら手伝ってやっても良いぞ。」
となっていってくれたりするわけです。
そうやって自分の脳内戦争をストップさせ、
自分の中の悪魔(本能)すらも味方につけて
自分の内側をコミュニティ化していく。
天使と悪魔を同期・共振・共鳴させて、
メトロノームの同期実験のように一体感を作る。
これができると本当に強いです。
実は、悪魔くんは、敵の時は厄介ですが、
仲間にすると超強力な味方となります。
悪魔くんを味方につけると、
リズムが調って調子が上がるし、
運も良くなるし行動力も思考力も上がるので、
夢(理想の未来)を実現しやすくなります。
※僕の尊敬する方は、
これを「ベジータの法則」と呼んでいて、
このネーミングが僕はわかりやすくて好きです。笑
(ドラゴンボールという漫画で、
ベジータという強力な極悪キャラがいるのですが、
最初は敵として登場してとても厄介だった中、
物語が進むと共闘する仲間となり心強い味方となるのです!!)
ということで、皆様も今後、日常で、
「天使(理性) VS 悪魔(本能)」
という脳内戦争が勃発したときには、
ぜひ今回のお話を思い出していただき、
「全方位的な愛で悪魔くんを慈しみ、
悪魔くんにセールスをかけて、
仲間にしてコミュニティ化する」
というのやってみてください!
(僕も引き続き、夜ソファで寝そうになったときには、
この考え方で乗り切って、ちゃんとお風呂に入ります!笑)
今回のお話がご質問者様にも
少しでもお役に立てれば幸いです。
(大切なご質問をいただけたお陰さまで
今回のお話を皆様にお届けできたので、
大変感謝しております!!)
それでは、最後に、
いただいたメールを1通ご紹介させていただいて
今日は終わりたいと思います。
(先日のBUMP OF CHICKENのライブの札幌公演で、
偶然同じ日に参加されていて、会場でお話した
メルマガコミュニティのメンバーさんからです!!)
=====引用ここから=====
ひろつぐさん、おはようございます!
岩崎です!
あのライブの温かな空気感を思い返しながら、昨夜のメルマガを読ませていただきました。
ご存知の通り、藤くんのMCはいつも
ひとりひとりに語りかけるように
1対1の会話のように優しく「君たち」と口にした後でも「君」と言い直す所からも分かるように
全方位へ放射状の愛を向けていると、ライブへ行くたびに強く感じます。(目の前のファン、スタッフさん、関係者すべての方々へ向けられた愛だと思うので!)
それでも自分のこととなると正直、「好き」と「嫌い」の間に横たわる深ーーーい溝を今すぐ埋めることは難しいです。
「好き」と「嫌い」
「好き」と「好きじゃない」
「好き」と「嫌いじゃない」
もしくは「興味がない」四方八方を深い溝に囲まれて
身動きが取れなくなってしまっているのも、自覚しています。
北海道でのライブの時、僕のすぐ近くに終始イスに座って俯いたままの人がいました。
僕にとって最高の感動でしかなかったあの空間で、その人はずっと動かずに座っていました。
お分かりかも知れませんが、視界の端にいるその人がどうしても気になってしまい、僕はわずかですがモヤっとしたものを感じてしまっていたんです。
「各々の楽しみ方で、無理なく楽しんでくれ!」という藤くんの言葉を聞いて尚、そんな風に思ってしまっていたんです。
その人の事情を考えてみました。
その人の背景を想像してみました。
その人が置かれている状況を思い浮かべてみました。
それでも僕がその人に感じた気持ちは、温かみ100%のものではありませんでした。だからこそ、「全方位的な愛」を他者に向けられることの美しさとその強さに、どうしようもなく惹かれます。
藤くんに限ったことではなく、ひろつぐさんを始め、そういった発想に至っているすべての人に惹かれます。
質問された方への回答にはなりませんが、いま自分がどうしようもなく求めているものが何かという大きな手がかりをいただいたと感じます。
乾いた喉を水で潤すような感覚と言いますか。
今回もまた、素敵なメルマガをありがとうございます。
日々ひろつぐさんのメルマガを読ませていただいて、温かなこのコミュニティの臨場感を忘れずいられるよう頑張ります!
ありがとうございます!(ご返信は不要です!)
=====引用ここまで=====
好きと嫌いの間の溝を埋めることは、
本当に簡単なことではないと思います。
僕も、まだまだ「好き・嫌い」の感情に
悪い意味で振り回されてしまうことは多々ありますし、
その度に、
「あの言動は、全方的な愛ではなかったな…」
と反省する日々です。
でも、それで良いとも思うんです。
昨日の最後にご紹介させていただいた
「ゆにわ塾」の中にもこのような教えがあります。
『”愛とは何か”は誰にもわからない。
ただ、愛に近づく方法が1つだけある。
「愛じゃなかった」に気づくこと。
それに気づくことで、愛に一歩近づける。』
岩崎さんは、文章から読み解くに、
ご自身の心をしっかりと振り返った上で
「愛じゃなかった」にご自身で気づかれているので、
このゆにわ塾の考え方で言えば、
間違いなく「愛に近づいている」のだと感じます。
また、今回の
「自分の内側をコミュニティ化する」
というお話で言えば、
「愛を持てないときの自分すらも愛してあげる」
ということも大切なのだと思います。
僕自身、本当にまだまだ修行の身です。
前進できないときは立ち止まって休みながら、
ときどき後退だってしてしまうときもありつつ、
後退してしまった自分すらも許してあげながら、
一歩ずつ一歩ずつ、一緒に前進していきましょう。
1人では前に進めないときでも、
このコミュニティの皆んなと一緒なら
きっと進んでいけるはずだと信じています。
そして、その先にある
魂が震えるような透明よりも綺麗なあの輝きを
皆んなで一緒に確かめにいきましょう。
あ、ちなみになんですが、
このコミュニティのメンバーさんで
今後もしどこかでお会いできることがあれば、
「ひろつぐさん、昨日の夜は
ちゃんとお風呂入れましたか?」
って聞いてほしいです!
そのときのためにも、どんなときでも、
「昨日の夜、お風呂入りました!」
と胸を張って言えるように、
悪魔の囁きに負けずに毎日頑張ります!笑
ということで、今日のお題は、
「天使 VS 悪魔のエピソード」
です。
あなたの日常生活でよく起こりがちな
「天使 VS 悪魔の脳内戦争エピソード」を、
ぜひメールや公式LINEなどで教えていただけると嬉しいです!
(もちろんそれ以外のご感想やご要望も大歓迎です!!)
それでは、次回もお楽しみに!
P.S.
前回の最後にご紹介した「ゆにわ塾」ですが、
早速ご参加された方もいるようで嬉しいです!
ちなみに、読者さんから、
「いつもタメになる面白いメルマガを読ませていただき
そのお礼として、ひろつぐさんに貢献できればと思い、
ひろつぐさんのリンクからゆにわ塾に参加しました!」
というメッセージもいただきました。
そんな風に言っていただけて、
お気持ちはとっても嬉しいです!
ただ、一応お伝えしておくと、
ゆにわ塾はアフィリエイトなどはないので、
紹介しても、特に僕には1円も入りません!^^笑
本当にただただ良い物を紹介したいという想いで
ご紹介させていただいているだけなんです。
(仲良しな友達に、
「あの映画観た?
超面白かったし超感動したから、
ほんとオススメだよ!!」
と伝えているような感覚に似ています。)
何はともあれ、ゆにわ塾は本当にオススメなので、
初月無料で全てのコンテンツが見れますし、
まだの方もピンと来た方はぜひご参加してみてくださいね!
僕の今の生き方や情報発信の
“源流”となっている「本家・本元・本物」の、
愛に溢れた最高にあたたかい世界を覗けます。
▼ゆにわ塾(初月無料)
https://hokkyoku-ryu.com/uniwajuku/lp/
ちなみに、
ゆにわ塾にご参加いただいている僕の読者さんには、
(僕からの紹介ではなく、既にご参加されている方にも、)
今後何かしらの特典コンテンツのプレゼントも考えています。
(僕は文章力を誉めていただくことが多いので、
文章力を高められるようなコンテンツか何かを
お届けさせていただけたらななんて思っています!!)
「コミュニティ化」においても
文章力はあって困ることはありません。
もちろん、今後のメルマガの中でも、
文章力を上げるコツなどにも触れていきますので、
ゆにわ塾に参加者様も、そうでない方も、
今後も引き続きメルマガの方、お楽しみに!